2011年4月17日 星期日

EXIT---ポルノグラフィティ



途切れない地下鐵に
吸い迂まれ 吐き出され
他人ばかり
搖れるたび入り亂れる
ひとの場所 僕らの場所
ぼやける境界線

今 手を放せば
君は他人たちの海へ
消えてしまうこと
知っているつもり
狹い出口に言葉たちが殺到していて
もどかしく立ち往生する
やるせのない日
地下鐵のホ一ムに殘り
乘るはずの電車を今日も
默って見送るだけ

地上では強い雨
降り出してきたんだろう
濡れた車體
「これ以上この場所に
留まってはいけない」と
トイレの落書き

淚をうかべて
「自分勝手」と責めるかい?
どうしようもないことだってあるんだ
僕は上手に笑えてたかい?
泣けていたかい?
どんな時も 君が望んでる
僕でいたかった
どんな時も 強い姿で
君の前に立っていたかった
上手くはいかなかった
暗い足元こんなにも賴りなくて
信じるものが今ひとつ
フワフワと摑めない

取り戾せたなら
ただとりとめのない話に
柔らかな相づち 穩やかな午後

狹い出口に言葉たちが殺到していて
もどかしく立ち往生する
やるせのない日
闇雲に強い力で押さないで 何が大切?
探しているところだ